人生において何の役にも立たないポンコツブログ

人生において何の役にも立たないポンコツな記事を書いていきます。まったく役に立たないくだらない記事ばかりですが、疲れたときに見てクスッと笑えるような癒しのブログです。

ただ「怒るだけ」じゃ何も解決しない。

私が高校生の頃、某ハンバーガーチェーンでアルバイトをしていました。

 

田舎のショッピングモール内にある店舗だったのですが、それなりに繁盛していました。

 

特に土日・祝日のお昼時なんかはもう戦争の如く忙しかったのを覚えています。

 

次から次へとバーガーを作っても、全然オーダーが止まらない。

 

お店側としては嬉しい悲鳴ですが、店内はてんやわんやのバッタバタ。

 

レジ前はお客さんの行列、レジ打ちがオーダーを間違えたり、ポテトが全然揚がってこなかったり、ハンバーガーを間違えて作ってしまったり、ピクルス抜きオーダーなのにピクルスを入れてしまったりなどなど。

 

とにかくファーストフード店の混雑時は「こんなにも忙しいのか!」と思ったものです。

 

それで当時は時給が700円でしたから(これでも田舎の高校生にしては嬉しかった)今思えば割に合わないな~とも思います。

 

さて、そんな混雑時のファーストフード店の店内環境はというと

 

 

とにかく慌ただしく、イライラした空気が蔓延していました。

 

 

私の働いていた店舗だけだったのかもしれませんが、とにかく

 

 

マネージャーに余裕がない。

 

 

そういう印象を受けました。

 

そのハンバーガーチェーンには店長とマネージャー、あとはアルバイトスタッフという人員構成になっていました。

 

マネージャーは数人いて、現場を仕切るリーダー的なポジションです。

 

そういうマネージャーは女性が多かったんですけど、とにかく

 

 

忙しいとやたらキレるんですよね。

 

 

・スムーズにお客をさばけていない

・忙しすぎていたるところでバタバタしている

・スタッフが少しミスをした

 

それだけでもう、やたらキレて、怒ってるんですよ。

 

 

「ねえ!まだバーガーできないの!?」

 

「ちょっと!ピクルス抜きになってないんだけど!!」

 

「私の言ってること分かる!?」

 

 

とか普通に店内のお客さんに聞こえるんじゃねーか?ってぐらいのボリュームで怒ってるんです。

 

私も何回か怒られたりしましたけど、私の仲間のスタッフも結構怒られたりしていて、そういう時に漂う店内のギスギスした空気っていうのはもう

 

 

最悪です。

 

 

忙しい→キレる→さらに空気が悪くなる→さらなるミスが生まれる→さらにキレる

 

こういった悪循環に思えました。

 

怒られるのって嫌なものですけど、誰かが怒られているのを見たり、それを聞いたりするのも結構嫌なものですよね。

 

私は今でもそうですけど「ただ怒るだけ」のマネジメントはクソだと思っています。

 

カーネギーの「人を動かす」という本を読んでから、ただ感情的になり怒鳴り散らしたり、相手を否定、非難することにはなんらプラスが生まれないし、生産性も上がらないということに気づきました。

 

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

 

 

 

そのハンバーガーショップのマネージャーはただ単に

 

 

忙しくてイライラして、それを他のスタッフに当たり散らしている

 

 

そんな風に思えてなりませんでした。

 

「怒ること」によって何が生まれるのか、どういった環境になっていくのかを全く考えずに、ただ自分の個人的な感情で怒ったりしているようにみえました。

 

ちなみに怒られる側だって、ふざけて仕事をしている訳じゃないと思うんです。

 

一生懸命仕事をしているんです。

 

ただあまりにも忙しく、それに少しついていけない…上手くできない…

 

そんな時にただ頭ごなしに怒られたら、テンションが下がるだけですよね?

 

状況を良くしたいのであれば、怒るんじゃなくてその逆だと思います。

 

忙しい時こそ、マネージャーというポジションであるならば

 

 

「大丈夫?ヤバそうだったらすぐに言ってね?手伝うから!任せて!」

 

 

「ちょっと忙しいけど頑張ろうね!ここを乗り切れば楽になるから!」

 

 

「忙しいね!汗がとまらない!ダイエットにいいかもコレ!痩せるぅ~」

 

 

といった前向きな言葉をかけて、スタッフの士気を高めたり、やる気を引き出したりするのが仕事だと思うんです。

 

自分がイライラして、怒ったところで、その先に何が生まれるんでしょうか?

 

 

 

ある時、そのバイト先でこんなこともありました。

 

 

 

私と同じバイト仲間のA君というのがいました。

 

A君は真面目だし、そんなに仕事ができない訳じゃありませんでしたが、忙しいとあたふたしてしまい、常日頃からマネージャーに怒られていました。

 

案の定いつものように混雑する土日のお昼時、A君はバーガーを作るポジションに配置されていました。

 

何十個、何百個とバーガーを作っても、全然オーダーが止まらない。

 

次から次へとバーガーを高速スピードで作らなければいけない。

 

そんなとき、私はたまたま見てしまったのです。

 

A君はあまりにも忙しすぎて、バーガーのパンを床に落としてしまいました。

 

そしてなんとA君はそのパンを床から拾って、そのパンでそのままバーガーを作り始めようとしたのです。

 

一度床に落ちたパンです。

 

ファーストフード店の厨房の床っていうのは想像以上に汚いものです。

 

さすがに私は「ちょっと!A君!それはさすがに捨てた方がいいよ!」とフォローしました。

 

マネージャーがたまたま見ていなかったからよかったのですが…もし見つかっていたらカミナリが落ちていたことでしょう。

 

そして、もしそのことに誰も気づかなかったら、そのまま床に落ちたパンはお客様の口へと運ばれていました。

 

しかし私はこれは一概に

 

 

A君が悪いとは思えませんでした。

 

 

真面目なA君が床に落ちたパンでバーガーを作ろうとしてしまったその背景には

 

「はやく作らないと怒られる…」

 

「もたもたしてると怒られる…」

 

「とにかくなんでもいいから早くバーガーを作らなきゃ…」

 

といった気持ちがあったんだと思います。

 

そういう風にスタッフを追い詰めてしまったのって

 

 

普段から怒り散らしてるマネージャーのスタッフマネジメントに原因があると思うんです。

 

 

「どうしてもっと速くバーガーを作れないの!?なんで言われたことができないの?こんな簡単なことでしょ!!」

 

と怒りながら教育するのではありません。

 

「だいぶ仕事に慣れてきたね!いいね!よし!じゃあもうワンステップ上を目指してみようか。ここをこういうふうにすると時間短縮してスムーズに作れるよ。キミは器用だからきっとできる!」

 

といった具合に、ホメながら、相手がどういわれたらモチベが上がるのかを考えながら教育すべきです。

 

 

ただ「怒るだけ」じゃ何も解決しない。

 

 

相手に変わってほしければ、まずは自分が変わらないといけません。

 

 

↓人を動かす、人を育てる仕事をしている人にオススメです。むしろ読まなければいけない必読書かと思います。